「来なければよかった...」が魅力の四陵郭

五稜郭ではなく四陵郭

こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、現在はネットでお手軽に情報を収集できますが、十年以上前は函館名物っつーと「イカ」、「夜景」、「五稜郭」くれーしか出てこねー現実がありました。
実際、18で上京してから数年間は「ああ、函館出身なんだ。イカ美味しいよねえ」とか「函館山から夜景観たなあ」くれーしか反応がありませんでしたから。オメエ、日本って聞くと「スシ!フジヤマ!ニンジャ!」とか「オー、ゲイシャ、チョンマゲ、ハラキリ!」とか反応する欧米人かよっつー。
今でこそハセガワストアの焼き鳥弁当は全国的に有名になりましたが、昔は「へえ、コンビニでそんな弁当売ってるんだ」と驚かれました。んで、「函館であまり知られてない名所とかある?」と聞かれて「四陵郭というのがあってですね」と答えると「ネタかよ」と一蹴されたもんです。

四陵郭は、あります!

ふふふ、痛々しいオヤジギャグですね。てか、既に覚えてる奴いんのか?っつー。

そもそも四陵郭って何よ?

四陵郭は別に五稜郭のパロディじゃねーです。五稜郭を援護するために築かれた支城です。
支城っつっても砦みてーなもんじゃなく陣地ですね。歴史モノのドラマである「野戦に持ち込むならこの場所」っつーのを人工的にこしらえたと。文字通り、四角からなる星形になっとります。
つまり、歴史を語る上で絶対に無視できない存在なのです。これを見に行かずして帰れるかと。
んなわけで、函館に戻ってきて一年以上経っとるのにまだ訪れていない四陵郭に行ってまいりました。行ったことねーとこ勧めるのもなんですし。

道のりは険しい

函館市のポピュラーな観光名所はアクセスしやすいです。
が、四陵郭は元町のほぼ対角線上にあります。んなわけで、函館名物路面電車はおろか、路線バスでも最寄りからかなり歩かなきゃいけません。函館の道路って、他所から来るとすげー複雑に思えるはずですから歩きの方が楽かも知れーです。
まあ、大体ですね、貴重なもんを見るのに容易くたどり着けたらありがたみはねーです。

「四陵郭方面」と書かれた標識があるのは産業道路沿いにある路地。うっかりしとると見落とします。
んで、しばし歩くとパン屋さんがありますので、食い物を買うならそこで買っときましょう。この先はコンビニもねーですから。

shiryokaku2

さて、標識が出てるんですぐかと思いきや、ここから先は曲がりくねった道のりです。人生のよーなワインディングロードなので、地図を見ながらか近所のしとに聞かなきゃたどり着けません。
「ここで左に曲がる、いや、逆だった!」などとしばし歩くと四陵郭ファームが見えてきます。もう少しです。

shiryokaku1

四陵郭限定のお土産とは?

 

やっとこ四陵郭にたどり着くと、そこはバラストが敷きつめられた月極駐車場のよーなとこです。カミさんは言います。「夜になるとカーセックスするガキどもが集まりそうね」と。結婚した頃はこんな嫁ではなかったのですが...。
確かに、「ゴミは捨てないでください」と看板に書いてありますが、「カーセックスはご遠慮ください」とは書いてありません。
で、肝心の四陵郭ですが、こんな感じです。

shiryokaku3

shiryokaku4

shiryokaku0

なーんもねーです。なーんも。記念スタンプも無けりゃ、売店もねーです。
こーゆー名所に付けられた、「何も無いことが魅力」っつーキャッチコピーをよく見かけますが、どんな魅力なのか僕は全く分かりません。なので、カミさんも肩を落としています。

「元気だせよ、ブライアン」
-映画『ライフ・オブ・ブライアン』より

shiryokaku5

四陵郭を訪れる価値とは、実は帰り道にあります。
行きは気づきませんが、帰りは函館西部地区を上から見渡すことができるのです。これがまた素晴らしい!もし夕暮れ時だったらどれだけ綺麗なのか?と。
ええ、写真は掲載しません。テメーで行ってテメーで見とけと。これは函館市陣川町付近でなければ見られない四陵郭限定のお土産だと思いますね、はい。
んなわけで、函館にお越しの際はぜひ、四陵郭を訪れてみてください。「来なければよかった...」それこそが魅力なのです。

住所:〒041-0833 北海道函館市陣川町
アクセス:函館駅、または函館空港から車で産業道路まで。後、徒歩で約30分。


You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

Top