こいつはホンマモンだ『ラーニキッチン』

【!注意!食い処の紹介記事には”敢えて”食べ物の画像は掲載しません。】

【2013.12.9初訪問】

こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
えー、撮り方は勿論、Photoshopなんかで加工しちゃうと食べ物の写真ってイメージが全然変わっちゃいます。
それだけならともかく、食いかけの写真なんか残飯みてーに見えて食欲が失せます。なので、毎度のことながら、食い処の写真は掲載しねーです。

あー、今回お邪魔したのは、オープン時から気になっていたネパールレストランのラーニキッチン。
ガソリンが勿体ねーっつーのもありますが、極力外出は徒歩を心がけとります。
片道5kmまでなら散歩がてらです。
そーじゃねーと函館って意外と狭いんで、近場でも車で乗り付けるよーになったら歩く機会が激減しちゃうんで。
で、カミさんと「通りがかるついでに一回行ってみよう」と話していたのがラーニキッチンなんですね。自宅からだとちょっと遠いんで。

先日紹介したルンビニ・カリーハウスもネパールカレーを売りにした店でしたが、ちょっと日本人向けにアジャストされすぎとりました。
東京都内を中心に、ネパール料理の店が増えるきっかけになったのは新小岩にあるサンサールがTVで紹介されてからだと思います。
それまで、インド、ネパール、パキスタンのレストランっつーと「カレーとナンとタンドゥーリ・チキンでも日本人はよろこぶべ」って店ばっかでしたから。
とはいえ、やはりランチはコスパがよくて手軽なカレーに頼らざるをえないのは仕方ねーですかね。
なので、初訪問の店では僕なりのこだわりがあります。

マトンカレーとダルカレーが美味かったら他のメニューも美味い。

欲を言えばバターチキンもですが、手間暇かかるんで、バターチキンの味だけで判断できねー場合もあります。

二人ともランチのオススメセットを注文。サラダと、ダルバートのプレートにお好きなカレー二種類、チキンティッカ、ハーフのタンドゥーリ・チキン、ヨーグルト、ナンorライスが付いたお得なセットです。
僕ぁカレーはマトンとバターチキン。カミさんはマトンとダルを注文。
で、まずミニサラダが運ばれてきて、食い終わってしばし、恰幅のいいシェフがプレートを運んできました。
某ネパール・レストランのオーナーによると、ダルカレー、つまり豆のカレーって人気がねーそーです。まあ、豆より肉のカレーのがお得感があるってことでしょー。
が、ネパール料理っつーと豆。スープも炒め物も豆とスパイスの使い方が上手いと何食っても美味しいっつー持論です。
カミさんはダル(豆)にうるさく、ダルカレーの感想はカミさんに求めます。

「あー、チン先生、お願いします」
ペコリ。
カミさんはメリケン波止場にいそーな顔で言いました。
「こいつはホンマモンだ」

なんでも、今年の三月いっぱいで閉店した多摩市は聖蹟桜ヶ丘にあったアマラプにはおよばないものの、満足できる味と。
因みにマトンカレーの肉は業務用の安いのじゃなく、ちゃんとしたもんでした。
大体、脂身を落として塩で臭みを消すか、脂身から臭みが出て雑巾みてーな臭いかどちらかですが、ラーニキッチンは、最低限の脂身は残して水で臭みをとってると感じました。こりは単品でたっぷり食いたいですね。
バターチキンも、砂糖とホイップでコテコテにする店が多いんですが、マサラが利いてて美味しかったですね。
あ、ナンとライスはおかわり無料です。
んー、カレー激戦区とか言われとるエリアでも十分やってける味だと思ったんで、生き延びて欲しいですねえ。とまれ、久しぶりにネパール語話しました。

【2014/08/16再訪】

久しぶりに食ってまいりました。
えー、味変わりました。かなり塩分が控えめになり、辛さも皆無になりました。辛さは備え付けのソースでお好み仕様に。
が、かなりスパイシーです。よく「辛い=スパイシー」という表現を目にしますが、そうではなく、「スパイスをふんだんに使って味に奥行きをもたせている」とイメージしてください。こうね、食後にぐわ~んときますよ、スパイスの影響が。

今回はダルカレーも食べてみたんですが、レンズビーンズやガルバンゾーに混ざって大豆の風味がしてニヤリとしちまいました。
あと、1400円とちょっとお高いですが、ダルバート風のランチプレートがメニューに加わっておりました。ロティ(ネパール風パン)は珍しいかも知れんですね。

【2015年7月久しぶりの再訪】

徒歩圏ではないため、またも一年近くぶりの訪問です。
今回はエベレストタリセットをお召し上がり。

セットの内容はバターエビカレー、ジャガイモとカリフラワーのタルカリ(スパイシーな煮込み)、パニール(自家製チーズ)と香味の炒め物、マッシュポテト入りナン、シークケバブハーフ、タンドリーチキン小というもの。デザートにマンゴーソースがかかったアイスとマサラチャイも出てきました。

さて、前回はシェフが変わったのか客から「しょっぱい」という声があったからか、カレーが「美味いんだけど、パンチがなくなった」という印象。
今回は、オープン当初ほどしょっぱくもなく、前回より味気ないわけでなく、素直に美味しかったです。エビもシーフードミックスじゃないのが三つ入り。タンドリーチキンもよく漬かっていて、ニンニク強めでビールが欲しくなりました。
面白かったのがシークでして、よくあるチキンやマトンじゃねーです。チキンとおそらくですが、白身魚のつみれにスパイスを練り込んで寝かしたもんです。「ちくわ?いやいや、その割に手作り感があるしスパイシーだぞ?」とちょっとアメージング。

パニールは牛乳を湧かしてレモン汁を注いで作る自家製チーズです。非常に淡泊で、チーズと綿豆腐の中間のような味わいです。それを砕いてタマネギ、ピーマン、人参にスパイスをまぶしてマスタードオイルで炒めた一品でした。これはありですね。なんでもかんでもスパイシーで辛くしちゃうもんですが、家庭料理という素朴な味わいで。
十分腹一杯になれるんですが、大根かほうれん草のアチャール(漬物)でも付いてるとよかったかな、と。

デザートのアイスは業務用のバニラアイスだと思ったんですが、やけに濃厚で甘さも強いです。流石に自家製じゃないよなあ、と。トルコアイスに近い感じでしょうか?
〆のチャイもちゃんと牛乳と一緒に煮だしたもんで、カルダモンの風味がとてもよく「俺も家でまた煮出そう」と思いました。

グランドタイムはまだ訪問したことがありませんが、ここはカレーより郷土料理のが美味しい予感です。できれば今夏中に行っときたいもんですね。



【お店情報】
北海道函館市港町1-20-19
0138-45-8788
(店前の駐車場の台数が少ないからといってドラッグストアの駐車場に駐めてはいけない。)
営業時間:11:00-22:00(年中無休)
ランチ:11:00-15:00
アクセス:JR函館駅からフェリー埠頭に向かって直進。有川跨線橋を目印にするとわかりやすい。
備考:スタッフは全員ネパール人だが、日本語はかなり達者なので心配ご無用。怖くありません。


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